夙川散歩

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歯磨き粉の選び方(4)ライオン クリニカ アドバンテージ

フッ素の上限が1000ppmから1500ppmに引き上げられた時に、いち早く対応した製品がこれで、その時から愛用しています。なんかこう、昔からの歯磨き粉らしい歯磨き粉です。歯ざわりからは少し粒子を感じます。研磨剤としてのケイ酸がある程度入っているのでしょう。成分表を見て下さい。湿潤剤、清掃剤、粘度調整剤ときて発泡剤とあります。ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液というのはシャンプーにも入っていて、泡を滑らかにするそうです。洗剤成分は汚れを浮かす働きがあるのですが、そういうものが歯磨き粉の中に入っていることに抵抗を覚える人もいるでしょう。しかし泡がぶくぶくと口一杯になるようでは困りますし、商品として仕上げるには、そこが難しいところだと思います。
香りはメンソール基調ですが、クールミントはやや刺激がキツイ気がします。私は朝食後、家を出る前にこれで磨きます。ミント臭が強いほうが口臭には効く気がしますが、本人が思うほど抑えることは出来ません。次に購入したソフトミントのほうが穏やかで長い時間磨くのが苦にならないので、結果的には口臭を防ぐことができます。
下は表面の写真です。前に紹介したNONIO に比べると粒子の粗さがわかります。歯の汚れは落ちやすいですが、よくない使い方だと歯を痛めます。私としては、若い方が朝か昼、食後に使うのがいいかなぁと思います。

成分
湿潤剤 ソルビット液
湿潤剤 PG
湿潤剤 PEG4000
清掃剤 無水ケイ酸A
粘度調整剤 無水ケイ酸
粘度調整剤 ポリアクリル酸Na
発泡剤 ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液
発泡剤 POE硬化ヒマシ油
発泡剤 ラウリル硫酸Na
粘結剤 キサンタンガム
粘結剤 アルギン酸Na
香味剤 香料(マイルドミントタイプ / フレッシュミントタイプ)
香味剤 サッカリンNa
安定剤 酸化Ti
清涼剤 メントール
洗浄剤 テトラデセンスルホン酸Na
薬用成分 フッ化ナトリウム(フッ素)
コーティング剤 ヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリド
保存剤 塩化ベンザルコニウム

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f:id:ufo1980shadou:20190423123147j:image少し粒子が粗く見えます。

f:id:ufo1980shadou:20190423123334j:image以前紹介したNONIO の方が滑らかに見えます。