2019-11-02 歯のことが出てく本(2)古事記 市辺忍歯王 履中天皇の皇子で人望も厚かったようですが、後の雄略天皇に狩りの途中で謀られて、殺されてしまいます。 正式な埋葬ではなかった為、息子達が苦労して遺体を見つけたようです。 その際、歯が三又に分かれていたので、王と見分けがついたとあります。この方は押歯王とも呼ばれています。 図のように、八重歯だったので下から見たら三つに枝分かれしているように見えたのでしょう。 良くも悪くもエネルギッシュな雄略天皇とは違う、優雅な容貌が想像できます。