金箔に手こずる
ヒノキと和紙といろいろな種類の木の葉書、そして金箔と和紙で壁掛けと言うか何というか、気持ちのおもむくまま作品を作ってみました。
まず木の葉書の反りに悩まされます。どうも反りやすいものとそうでないものに分かれるようです。結局解決できずにエイやと貼り付けました。
和紙は薄いので一枚では下が透け、糊が滲み出た状態ではまるで干涸らびた海藻です。そこで、白い和紙を貼ったあとに何枚も重ねました。糊で固めると発色は良くなりましたが、風合いがちょっと和紙の感じと違って来ました。
最初はこれだけで完成のつもりだったのですが、いざ出来たものをみると何か足りない気がします。そこで木枠を作って、それに金箔を張ろうと思い立ちました。
途中であまりの難しさから、金色の塗料に逃げたのですが自分の思っているイメージとは程遠いものでした。
そこで最初に戻って金箔に再挑戦。
人造うるしを木枠に塗って金箔を貼るのですがの、本物のうるしと違い直ぐに乾いてしまいます。それでもある程度の面積を貼ることができました。今回はこれで良しとしましょう。